所沢白翔会病院
9月27日(土)13時から、所沢白翔会病院新館において第2回地域健康講座を開催しました。
第2回地域健康講座のテーマは、9月9日「救急の日」にちなんで「BLS(一次救命処置)」について講演と、実際に人形とAEDを使った体験会を行いました。また、その後にリハビリ科職員による「健康体操」で参加者の皆様と一緒に身体を動かしました。
初めに、参加者の方々へ今給黎院長による挨拶が行われました。
次に、放射線科の上村さんから「BLS(一時救命処置)の重要性」について講演を行いました。
講演の中で、日本で救急要請を行ってから到着までの平均約10分の間に、いかに早くBLSを開始することが重要であること、また胸骨圧迫の方法やAEDの使い方について写真を使いながら説明を行いました。
次に、実際に人形を使って胸骨圧迫の方法について体験してもらいました。参加者の皆さんに二人一組になってもらい、当院の職員より胸骨圧迫の方法と、AEDの使い方・使用上の注意点について説明を行いました。
1分間に100~120回の胸骨圧迫を経験してもらい、参加者の方から「思っていたよりも大変だった」「前に聞いたことがあるけど忘れてしまっていたので、もう一度聞けて良かった」などの感想がありました。
胸骨圧迫の体験の最後に、実際に当院の職員による、救命者の発見から、救急要請、胸骨圧迫の開始、AEDの使用までの流れを見てもらいました。
体験会が終了した後に、当院リハビリテーション科職員の理学療法士の長島さんと小沢さんによる「健康体操」を行いました。「健康体操」では、はじめに「30秒立ち上がりテスト」と「片脚立位テスト」を行い、ご自身の運動機能を調べてもらいました。
資料をお配りして、ご自宅でも継続して運動が出来るようにリハビリ科職員と一緒に身体を動かしてもらいました。
今回で2回目の地域健康講座でした。地域の方たちと触れ合う機会を通して、今後も色々な企画を考え続けていきたいと思います。
次回は、安岡副院長による「骨粗鬆症」をテーマにした講演を予定しています。是非ご参加をお待ちしております。
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